台湾茶葉と台湾茶器のお店です。台湾スタイルで楽しむ台湾茶カフェもオープンしました。

四大台湾茶

木柵鐵觀音茶(もくさくてっかんのんちゃ)

日本のほうじ茶に似た芳醇な味わいでダイエット効果としても人気が高い烏龍茶です。

木柵鐵觀音茶(木柵鉄観音茶)。台湾を代表する「台湾四大銘茶」と呼ばれる茶葉の1種で、台北市文山区木柵で生産されている中発酵(30~50%程度)の名茶です。
昔ながらの高発酵・重焙煎の鉄観音製法で、手間と時間をたっぷりとかけた伝統的なお茶です。
近年では生産する茶農家さんが減ってしまい貴重な台湾茶の1つとなっています。
お茶の色合いは黄金色で、日本のほうじ茶に似た芳醇な味わいです。
香りは蜜や柑橘系のような甘い香りが漂います。

比較的に烏龍茶特有のポリフェノールが最も多く含まれていることから、ダイエット効果としても人気が高い烏龍茶です。


文山包種茶(ぶんさんほうしゅちゃ)

緑茶に近いスッキリとした味わいと蘭の花のような香りの烏龍茶です。

台湾を代表する「台湾四大銘茶」と呼ばれる茶葉の1種で台北県文山茶区で生産されている軽発酵(15%程度)の名茶です。
烏龍茶の中では軽い発酵の台湾茶のため、お茶の色合いは透明な黄緑色で苦みや渋みがほとんどなく、緑茶に近いスッキリとした味わいと蘭の花のような香りを楽しむことができます。
日本人にも親しみやすい烏龍茶です。
特にグレードが高い上質なものは、清らかな香りがするということで「清茶」とも呼ばれています。

凍頂烏龍茶(とうちょう うーろんちゃ)

発酵度が高くなるにつれてフルーティーな香りを楽しめる烏龍茶です。

台湾を代表する「台湾四大銘茶」と呼ばれる茶葉の1種で南投県鹿谷鄕で生産されている中発酵(20~30%程度)の名茶です。
凍頂とは南投県鹿谷鄕にある標高およそ800mの凍頂山という山のことです。
山の周辺一帯に茶畑があり、ここで採れる烏龍茶は台湾では最高峰と言われています。
半球状の茶葉が特長で形がしっかりしているのが上質だと言われています。

お茶の色は薄い金色で華やかな香りとまろやかな甘みを楽しめます。
日本でも高い人気を誇っており、発酵度が高くなるにつれてフルーティーな香りを楽しめます。

東方美人茶

紅茶に近い味わいをもっており飲みやすいため今でも人気が高い烏龍茶です。

台湾を代表する「台湾四大銘茶」と呼ばれる茶葉の1種で、新北市坪林区で生産されている重発酵(50~70%程度)の名茶です。
東方美人茶は偶然から生まれた茶葉と言われています。
19世紀、夏期に飛来してくる昆虫・ウンカの大群に襲われてしまい茶葉に大きな被害をうけました。
当時、茶葉を捨てるのがもったいなく試しに茶葉を収穫しお茶に仕上げたところ、甘く爽やかな味わいと、まるでフルーツのような甘い香りのお茶が出来上がったのです。

台湾で好評となった東方美人は、19世紀~20世紀にかけて、ヨーロッパに輸入されたことをきっかけに、イギリスでは「Oriental beauty(オリエンタル・ビューティー)」と名付けられるほど人気を得ました。
比較的発酵度が高いため、紅茶に近い味わいをもっており飲みやすいため今でも人気が高い烏龍茶です。


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